2024年7月21日日曜日

読売日本交響楽団第136回横浜マチネー名曲シリーズ

2024-07-21 @みなとみらいホール



エリアス・グランディ:指揮
読売日本交響楽団
マリー=アンジュ・グッチ:ピアノ*

ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11*
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 作品98
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ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲からカデンツァ*



みなとみらい大ホールに3日連続して通って明らかになったのは、さすがのみなとみらいも猛暑に弱いと言うことだ…と僕が思い込んでいるだけで真相は違うのかもしれないが。

とにかく、乾燥しすぎ。
それは1番にピアノの音に、2番に弦の高域に現れる(3日ともほぼ同じ場所で聴いた。特にピアノは、同じ場所に置かれた同じスタインウェイを聴いた。)。

ピアノは中低域が重くなり、弦は高域がシャリシャリする(サントリーは天候に関わらずもっと残念な響だけど。)。

神奈川フィルでは、さほど感じなかったのは賑やかな音楽ばかりだったからだろう(ミッキー最後の共演とあってか、演奏も気合に満ちていた!)。

今日は、憧れの、バイオリン界の百済観音、日下紗矢子嬢がコンマスだった(いつもながら背筋がまっすぐでボウイングが美しい。)。眼福である。

第一声から疑問を持ったまま、初聴きのグッチ嬢のショパンは、ぼんやりと聴いてしまった。
アンコールが聴き慣れないはずで、ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲からカデンツァだった。
てことは、左手だけで演奏したのか?
これも見逃しているよ。

ブラームス4番。これはまずまずだったが、やはり弦が美しく無い。とてもいつもの読響とは思えない。

全部がホールの鳴りのせいでも無いだろう。
集中できなかった僕にも問題がある。

♪2024-104/♪みなとみらいホール-30