2017年1月11日水曜日

国立劇場開場50周年記念 平成28年度1月中席

2017-01-11 @国立演芸場


落語 林家喜之輔⇒英会話
落語 橘ノ双葉⇒猿後家
曲芸 ボンボンブラザース
落語 古今亭今輔⇒だまされたフリ作戦
奇術 瞳ナナ
落語 柳家蝠丸⇒高尾
ー仲入りー
クラウン びり&ブッチィ―
落語 三遊亭圓馬⇒ふぐ鍋
コント チャーリーカンパニー
落語 古今亭寿輔⇒しりとり都々逸

今月の演芸場の寄席は上席がなかったので、中席初日の今日が今年の初笑い。

曲芸の「ボンボンブラザーズ」は初めてだったが、さほど<曲芸>というほどではないのだけど、おもしろくて相当笑ったよ。わざと下手にやっているのか、本当に難しくてうまくできないのか、その辺の微妙さがおかしい。

奇術は、時折タネが見えるときもあるけど、不思議さが楽しめる。

圓馬は今日も楽しめた。安定した芸だ。
「ふぐ鍋」はその名のとおり、ふぐ鍋を初めて食べる2人が、食べたいけどコワイ。やってきたおこもさん(乞食)にいくらか分けてやって様子を見るが平気な様子。安心して食べるがなるほど旨い。そこへ先程のおこもさんが2人の様子を見に来て大丈夫そうなのでもらったふぐを安心していただく、という話。ホンにおかしい。

寿輔の「しりとり都々逸」も面白いけど、もうすこしゆっくり都々逸の秀作を聞きたかったな。

恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
あとがつくほど つねっておくれ あとでのろけの 種にする
あとがつくほど つねってみたが 色が黒くて わかりゃせぬ
惚れた数からふられた数を 引けば女房が残るだけ

2017-005/♪国立演芸場-01