2021-12-06@国立劇場
仮名手本忠臣蔵 (かなでほんちゅうしんぐら)
桃井館本蔵松切の段
下馬先進物の段
殿中刃傷の段
塩谷判官切腹の段
城明渡しの段
道行旅路の嫁入
竹本小住太夫/鶴澤清丈
下馬先進物の段
竹本南都太夫/竹澤團吾
殿中刃傷の段
豊竹靖太夫/野澤錦糸
塩谷判官切腹の段
竹本織太夫/鶴澤燕三
城明渡しの段
竹本碩太夫/鶴澤清允
道行旅路の嫁入
小浪:豊竹呂勢太夫/鶴澤清志郎
戸無瀬:豊竹咲寿太夫/鶴澤清公
豊竹亘太夫/野澤錦吾
竹本聖太夫/鶴澤燕二郎
豊竹薫太夫/鶴澤清方
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人形役割
桃井若狭助⇒ 吉田玉佳
加古川本蔵⇒ 吉田勘市
妻戸無瀬⇒ 豊松清十郎
娘小浪⇒ 吉田簑紫郎
高師直⇒ 吉田玉助
鷺坂伴內⇒ 桐竹紋秀
塩谷判官⇒ 吉田簑二郎
早野勘平⇒ 吉田玉路
茶道珍才⇒ 吉田蓑悠
原郷右衛門⇒ 桐竹亀次
石堂右馬丞⇒ 吉田玉輝
薬師寺次郎左衛門⇒吉田文哉
大星カ弥⇒ 吉田簑太郎
大星由良助⇒ 吉田玉志
顔世卿前⇒ 桐竹紋吉
その他 大ぜい
それが僕の文楽の初見で以後病みつきになった。
2019年には大阪の国立文楽劇場の開場35年で春・夏・秋に3部に分けて全段通しをやった。これも観に行った。
そして、今年は国立劇場開場55年記念の年だ。
そこで、記念の公演という訳だが、今回は、二、三、四、八段目からの抜粋だ。これは寂しい。
四段目のほかにも面白い七段目、九段目がない。これでは見どころは切腹の段のみというのも辛い。
それにどういう訳か、今回は太夫・三味線・人形ともに重鎮が出ていない。普通なら人間国宝級全員とは言わずとも出演するものだ。ましてや記念の公演なのに。
ま、今日の出演者の中では、個人的には織太夫とか呂勢太夫は好きだけど。
どれにしては寂しい公演だった。
同時に別興行で観賞教室をやっているがこっちの方が面白かった!