2021-12-19 @県民ホール
鈴木衛:指揮
横浜交響楽団
ビゼー:「カルメン」第1組曲、第2組曲(フィリッツ・ホフマン編)
1 前奏曲「トレアドール」(第1組曲第5曲)
2 前奏曲 (第1組曲第1曲)
3 アラゴネーズ (第1組曲第1a曲)
4 衛兵の交代 (第2組曲第5曲)
5 ハバネラ (第2組曲第2曲 )
6 セキギティーリア (第2組曲第3曲)
7 アルカラ(の竜騎兵) (第1組曲第4曲)
8 闘牛士の歌 (第2組曲第4曲)
9 間奏曲 (第1組曲第2曲)
10 密輸入者の行進 (第2組曲第1曲)
11 夜想曲 (第2組曲第3曲)
12 ジプシーの踊り (第2組曲第6曲)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 作品64
第699定期で横響として70回目の「第九」演奏会だった。
16型大編成のオケに640人の合唱団という壮観!
普段の定期演奏会は県立音楽堂で開催するが、12月は、今年こそと「第九」をと県民ホールを会場に選んだのだろうが、昨年に続き今年もは流れてしまった。
コロナで定期演奏会自体も何度か中止になった。
そんな次第で足が遠のいていたが、今回は、せめて県民ホール公演を盛り上げようと2年ぶりに出かけた。
なかなか上手だ。管のソロではたまに躓きもあるが、プロ並みに聴こえる場面もある。弦編成は10+10+7+8+5という変則なのがアマチュアらしい。
カルメン組曲。フィリッツ・ホフマン編の第1、第2組曲からオペラの筋に合わせた再構成。分かり易くていい。
メインはチャイコフスキー交響曲第5番。
この曲聴くのは、今年6回目。
それも10月22日から2ヶ月足らずの間にだ。
チャイコフスキーの記念年でもないのに多くのオケが取り上げたと言うのは不思議なことだ。
6回も聴いたのだから1本当たり棒が出てもいいけどな⁈
初めて聴く指揮者鈴木衛クンは9年前に音大卒の若手だが、プレトークもうまい。客席の気持ちをすーっと掴んで音楽へ誘う。
毎年の年末の演奏会では最後に蛍の光を演奏し、オケがお客を見送ってくれる。「第九」でなくともこの慣例は続けているようだ。ホクホクした気持ちで蛍の光が流れる会場を出たよ。