2022-07-01 @サントリーホール
クラウス・マケラ:指揮
東京都交響楽団
マーラー:交響曲第6番イ短調《悲劇的》
ホールに入るなり今日は良く鳴りそうな気がしたのは、乾燥のせいだろう。普段聴きづらいトライアングルが良く聴こえること。
そのせいもあってか、終始鳴り続ける管弦打全部がけたたましい。
その結果、残念ながら弦・木管の高域の耳障りな音もよく目立った。
細かいフレーズで、管-管、管-弦が拍・音量の揃わない部分もあり。リハ不足ではないか。
そもそもマーラーは好きじゃないけど、隅々まで神経の行き届いた演奏であれば、「管弦楽」としての面白さを味わえるのだけど、今日は、いかにも力技だけが耳に残った。