2022年7月8日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会102回 〜イタリアの輝き

2022-07-08 @ひまわりの郷



横浜バロック室内合奏団
 バイオリン:小笠原伸子♯/有馬希和子/茂原大朗/藤村陽子
 ビオラ:田中玲/眞中望美
 チェロ:間瀬利雄
 コントラバス:大西雄ニ
 チェンバロ:山口範子

ピアノ:京増修史*

ビバルディ:「四季」全曲♯
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
 Ⅰイタリアーナ
 Ⅱ宮廷のアリア
 Ⅲシチリアーナ
 Ⅳパッサカリア
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調K488*
----アンコール----
モーツァルト(リスト編):アヴェ・ヴェルム・コルプス(Pfソロ)*



「イタリアの輝き」特集(モーツァルトもあり)がホンに輝かしくて良かった。
耳タコの「四季」だが、独奏入れて総勢8〜9人の演奏をほぼ、かぶりつきで聴くと実に生々しくて新鮮だ。

レスピーギの「リュートの為の古風な舞曲とアリア/第3組曲」は大好物。
原曲は16-17世紀の作らしいが、現代にも通ずるカンツォーネの源流なんだろうな。どの旋律も美しい。
組曲は3つあるが「第3組曲」以外は生では聴いたことがない。一度全曲通しで聴いてみたい。

モーツァルトピアノ協奏曲第23番はモーツァルト、イタリア旅行の産物なのかな。

流麗な指捌きによるピアノ独奏は京増修史くん。
先のショパン・コンクールで2次予選に進んだ才人だ。

既に安倍ちゃんの事件は報道され、容体を心配しながら聴いた。演奏する側もにもなんらかの影響があったかもしれないが、もちろんそんな素振りもなくむしろ心に染み渡るような演奏だった。

彼が弾いたアンコールを僕は「安倍・ヴェルム・コルプス」だと思いながら聴いたよ。

♪2022-098/♪ひまわりの郷-3