2022-07-11 @サントリーホール
クリスティアン・アルミンク:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱指揮:冨平恭平
合唱:二期会合唱団
合唱指揮:加藤洋朗
合唱:流山少年少女合唱団・柏少年少女合唱団
ソプラノ:今井実希
テノール:清水徹太郎
バリトン:晴雅彦
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB 114
オルフ:カルミナ・ブラーナ
「カルミナ・ブラーナ」を聴きたくて出かけた。
直近は昨秋の東響/ウルバンスキで上出来だったが、コロナ対応か合唱(新国立劇場合唱団50弱+児童合唱10)が迫力不足。
その前がNHK音楽祭2018N響/Pヤルヴィで、この時は新国立劇場合唱団80+児童合唱50。独唱もペレチャッコ等素晴らしいメンバーだった。当分これを超えるものは聴けないかも。
今日の合唱は二期会40+児童20なので、P席を全部潰した割にスカスカの合唱団。まだ業界基準に縛られているのか。腹に響くような音の洪水に塗れる喜びはなかった。
一方で、オケはとても良かった。
6月のデュトワ、5月の井上道と、惚れ惚れする演奏が続いている。
今日も、リハは行き届いて枝葉末節まで息が合っていた。
強いて言えば、テンポが全体に遅かった。
過去いろんなオケで聴いているが、いずれも60分前後だった(手持ちのCDも1時間。Youtubeで見てもほぼ60分だ。)。
今回は冒頭からあれ?遅い!と思ったが、全曲70分は緊張感の持続がちと難しい局面もあり。
合唱の迫力不足とテンポに疑問は残った。