2021年11月1日月曜日

東京フィル第960回サントリー定期シリーズ

2021-11-01 @サントリーホール




アンドレア・バッティストーニ:指揮
東京フィルハーモニー交響楽団

トンマーゾ・ベンチョリーニ:フルート*

バッティストーニ:フルート協奏曲「快楽の園」(日本初演)*
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
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J.S.バッハ:無伴奏フルートのための組曲BWV1013からサラバンド*
リスト(バッティストーニ編):『巡礼の年』第2年「イタリア」からサルヴァトール・ローザのカンツォネッタ

前半のバッティストーニ作:フルート協奏曲(日本初演)は、心配したほどややこしい音楽ではなく、楽器も木製?のような柔らかな音色で、初めて聴いたにしては全体として抵抗感はなかった…が再度聴きたいとは思わない。


チャイコフスキーの交響曲第5番は10月22-23(読響-神フィル)の両日に聴いたばかりでいささか辟易していた。


その前2回と異なり、東フィルの編成は、弦が12-10-8-8-6だった。チャイコの5番をこんなコンパクトな編成で聴いた記憶がない。

その割には音圧は高く、輪郭のはっきりした演奏で好感した。

ただし、終楽章の金管の咆哮に対し、流石に弦高域は厚みに欠けた。


さて、なぜか、チャイコ5番は今月中にあと2回聴くことになっている。1か月の間に5回も同じ交響曲を聴くって、取り憑かれている感じだ。


♪2021-098/♪サントリーホール-12