2021-11-05 @サントリーホール
角田鋼亮:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
郷古廉:バイオリン**
河野直人:ツィター*
J.シュトラウスⅡ:ワルツ[ウィーンの森の物語]*
コルンゴルト:バイオリン協奏曲ニ長調 op.35**
シュミット:交響曲第4番ハ長調
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ハイドン(クライスラー編):
皇帝讃歌(弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」第2楽章から)**
今回は一桁列中央だった。まるで映画館のDolbyCinemaの音響のような迫力(話がアベコベだが)。
音楽を聴くというより管弦楽による風圧耐久試験みたい。
最前列が好きという人がいるが、その気持ちが分からない。
ウィーン特集は全て珍しかったのが、まあ良かったか。
「ウィーンの森〜」は親しんでいるものの生で聴くのは珍しく、おまけにツィターが独奏扱いというのも初めて。電気拡声していたようだが、この曲には前方席が幸いした。
繊細で美しい音色が「第三の男」を彷彿とさせた(これも順序が逆だが!)。
コルンゴルトは近年聴く機会が多くなった。
10年前はその名も知らなかった。
現代の人だが、映画音楽作家でもあるだけに分かりやすいのがいい。
シュミット作品は過去に1曲だけ聴いた…記録あり。全く覚えていない。
第二次世界大戦への切迫感、急逝した娘への哀悼などからか、全曲重くて暗い!