2017-07-04 @みなとみらいホール
永野英樹:ピアノ
ラヴェル:ソナチネ
矢代秋雄 : ピアノ・ソナタ(1961年改訂)
ベートーベン: ピアノ・ソナタ 第30番ホ長調 作品109
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アンコール
シューベルト:楽興の時 第3番ヘ短調
永野英樹は初聴きだった。プログラムの紹介欄を読むと凄い成績優秀な人だ。あちこちの学校で首席卒業だ。その優れた才能を残念ながら僕の凡庸な感性は理解できないけど。
ラヴェルと矢代とベートーベンという一見繋がりの分からないプログラムだったが、解説を読むと関連性を意識して構成されたようだ。
ラヴェルと矢代は友にパリ音楽院で学んだ。
その矢代のピアノ・ソナタはベートーベンの30番ソナタを意識して作られた。
その今日のメインと言うべきベートーベンではなんと、冒頭、ちょっと弾いて止め、すぐ弾き直した。何か、違和感を感じたのだろうな。
どの曲も楽しく聴けたが、特に、今日のピアノの音は素晴らしいかった。いつも同じとは限らないのが音響の不思議さだが、この小ホールで聴くピアノはたいてい美しい。
♪2017-115/♪みなとみらいホール-27