2017年7月16日日曜日

東京交響楽団 川崎定期演奏会 第61回

2017-07-16 @ミューザ川崎シンフォニーホール


ジョナサン・ノット:指揮
東京交響楽団
東響コーラス♪
藤村実穂子:メゾ・ソプラノ*
天羽明恵:ソプラノ+

細川俊夫:「嘆き」〜メゾ・ソプラノとオーケストラのための*
マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」(シュタルク=フォイト&キャプランによる新校訂版)*+♪

細川俊夫の「嘆き」は副題のとおりの編成だが、初演時(2013年)の女声はソプラノだったが、2年後に今日のソロを歌った藤村実穂子のためにメゾ・ソプラノに改訂されたそうだ。当然音程を変えたんだろうな。てことは、オケの方もズルっと下げたのだろうか。

よく理解できない音楽だった。
ほとんどかけらも記憶に残っていない。

マーラーの第2番「復活」は最新研究の成果が生かされた新校訂版だが、ほとんど音楽上の追加・削除はなく、小節数も変わっていないという。であるから、素人の耳にはこれまで聴いてきた音楽と変わりはないといえるのだろう。

変わりがなければいつものようにこの大げさな音楽を楽しめるはずだったが、珍しくも、今日の「復活」にはピンと来るものがなかった。東響には悪いけど、決して演奏が悪かったというのじゃないけど、まあ、こんな日もある。

♪2017-123/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-13