2017年7月9日日曜日

ミューザ川崎ホリデーアフタヌーンコンサート2017前期 「月の光 / ロジェ plays ドビュッシー」 パスカル・ロジェ ピアノ・リサイタル

2017-07-09 @ミューザ川崎シンフォニーホール


パスカル・ロジェ:ピアノ

【オール・ドビュッシー・プログラム】
アラベスク第1番 ~「2つのアラベスク」から
雨の庭 ~「版画」から
水の反映 ~「映像第1集」から
金色の魚  ~「映像第2集」から
沈める寺 ~「前奏曲集第1集」から
子供の領分
ベルガマスク組曲
そして月は廃寺に落ちる ~「映像第2集」から
月の光が降り注ぐテラス ~「前奏曲集第2集」から
亜麻色の髪の乙女 ~「前奏曲集第1集」から
グラナダの夕べ ~「版画」から
喜びの島
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アンコール
サティ:ジムノペティ第1番
ドビュッシー:前奏曲集第1集より第12曲「ミンストレル」

パスカル・ロジェの名前は随分昔から知っていたから、以前に聴いた気がしていたけど、どうやら初めてらしい。手持ちCDリストを見たらサン=サーンスのピアノ協奏曲全集がロジェの演奏なので、そういうこともあって頭に入っていたのかも。

フランスものでは当代一流のピアニストらしい。

そんな訳で、今日のプログラムはオール・ドビュッシーだ。
独墺の音楽ほどには普段からあまり聴かないので途中で寝てしまうのではないかと多少不安もあったが、蓋を開けてみたらほとんど知っている曲ばかりでしっかり覚醒して楽しめた。
技量や音楽性は分からないのだけど、心地よい音楽を心地よく演奏してくれて大いに満足。
「映像」や「版画」と名付けた作品集があることからも分かるように、印象派の絵画をイメージできるような音楽だ。ドイツ音楽にはない流麗さが確かにあるなあ。

♪2017-118/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-12