2017-05-13 @みなとみらいホール
児玉宏:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ブルックナー:交響曲第8番(1887年第1稿ノヴァーク版)
ブルックナー8番。見事だった。児玉+神奈フィルのコンビのブルックナーは前に4番を聴いたが、その時とは雲泥の差。
神奈フィルが8番を演奏するのは初めてだったそうだ。そのせいか、リハーサルもよほど念入りにやったのだろう。
指揮者と団員が音楽で同じ呼吸をしていた。縱横のアンサンブルが小気味よく、細部まで気合が入っているのを感じた。
ブルックナーはマーラーのような外連味に乏しいが、今日の神奈フィルはブルックナーの魅力を十分引き出してくれた。
♪2017-082/♪みなとみらいホール-19