2017-05-04 @東京国際フォーラムB7
ロベルト・フォレス・ヴェセス:指揮
オーヴェルニュ室内管弦楽団
辻彩奈:バイオリン*
シューベルト:5つのドイツ舞曲 D90
シューベルト:バイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D438*
シューベルト:5つのメヌエットと6つのロンド D89
初めて聴く管弦楽団(といっても管楽器はなくて20人程の弦楽合奏だった。)。
シューベルトの作品ばかりだが、これらもすべて初聴きだった。
2曲めはバイオリンと弦楽合奏の協奏曲風だということはタイトルから分かるが、それ以外はピアノ曲などからの編曲ものかと思っていたが、どうやらそうでもなく、シューベルトの仲間たちと演奏又は踊るために作曲されたようだ。
いずれも、いかにもウィン風の音楽で、一聴したところはシューベルトの作品というより、モーツァルトの作品かと思える。
16歳頃の作品らしいから、まだ習作といったレベルなのかもしれない(31歳という短命だったが。)。
陽気で気楽な音楽だった。弦楽合奏がなかなか美しい。やはり、同質の音色で、互いに共鳴し合うことで透明で豊かな響きだ。
♪2017-70/♪東京国際フォーラム-03