2017年5月6日土曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017 No.364 〜バイオリン&ピアノ・デュオ

2017-05-06 @東京国際フォーラムG409


梁美沙<ヤン・ミサ>:バイオリン
広瀬悦子:ピアノ

シューベルト:バイオリンとピアノのためのソナチネ第3番 ト短調 D408
モーツァルト:バイオリン・ソナタ第21番 ホ短調 K.304
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(バレエ「プルチネッラ」から)

今年も「熱狂の日」のチケットは全席先行抽選で買ったので、ランク(室内楽など狭い会場の場合はランクもない。)を選ぶ以外は運を天に任せるしかなかった。それでも、あまりひどい場所には当たらなかったのは先行で買ったからかもしれない。とは言え、自分でピンポイントで選んだ訳ではないので、中にはがっかりもあった。
このプログラムもそんな席で、一段高くなったステージの前方と舞台上手・下手の3方に座席が作られている。僕の席は舞台下手の2列目だった。つまり、ピアニストとバイオリニストの背中とお尻を見る席。

だからと言って音が歪んで聴こえる訳ではないが、どうも勝手が違う。至近距離の迫力は嬉しいのだけど、こういう場所で聴いていると音楽に入り込むのが難しい。「音楽は眼で聴く」部分が相当あるので、全体の掌握が悩ましい。

シューベルトと大好きなモーツァルトのK304のソナタはまずまずだったが、ストラヴィンスキーのイタリア組曲は終盤乱れてしまったのが残念。


♪2017-77/♪東京国際フォーラム-10