2023-10-03 @みなとみらいホール
加耒徹:バリトン♠︎
宮地江奈:ソプラノ♡
プロムジカ使節団(古楽オーケストラ)
池田梨枝子:バイオリン
宮崎蓉子:バイオリン
深沢美奈:ビオラ
懸田貴嗣:チェロ
圓谷俊貴:チェンバロ・オルガン
◎ヘンデル:オラトリオ『メサイア』〈なにゆえ国々は騒ぎ立つのか〉♠︎
◎ヘンデル:歌劇『セルセ』〈オンブラ・マイ・フ〉♠︎
◎ヘンデル:歌劇『リナルド』〈私を泣かせてください〉♡
◎ヘンデル:歌劇『ロタリオ』〈海が凪いでくれるのなら〉
◎J.S.バッハ:カンタータ第57番『その人は幸いなり』(全曲)
1)アリア♠︎
2)レシタティーヴォ♡
3)アリア♡
4)レシタティーヴォ♠︎♡
5)アリア♠
6)レシタティーヴォ♠♡︎
7)アリア♡
8)コラール♠♡
◎モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』から
〈セレナーデ〉♠︎
〈手を取り合って〉♡︎
〈シャンパンの歌〉♠︎
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モーツァルト:歌劇『魔笛』から
〈パパパの二重唱〉♠♡
今日の主役、加耒徹は、断固追っかけている訳ではないのだけど、実に聴く機会が多い。ひょっとしてバリトンに限れば最多出演かも?
ソプラノ宮地江奈は初聴き。
バックを務めたプロムジカ使節団という妙な名前のアンサンブルも初めて。
プログラムの構成は休憩なしだが3部構成。
まずはヘンデルから4曲。有名な曲ばかり。これで気持ちが和む。
次にバッハのカンタータを全曲1本を挟んだが、これは知らない音楽だったものの、五重奏とソプラノ、バリトン各1人だけでやってしまったのが良かった。こういう演奏もありかと感心した。これならカンタータもとても気軽に演奏もでき、聴くこともできる。
最後はモーツァルト「ドン・ジョバンニ」から。
60分声楽コンサートにしては曲数が非常に多かったが、3部に分けたことで、メリハリがついて、丸ごと受け止め、楽しむことができた。
伴奏をしたプロムジカ〜は今日は弦楽四重奏+小型オルガン(又はハープシコード)の5人だったが、これでメンバーが固定しているのではないらしい。弦の4人はいずれもガット弦使用、顎当て・肩当て・エンドピンなしだが、弓はモダンを使っていた。この柔らかなアンサンブルが心地よく、いつか彼ら主体のコンサートも聴いてみたいものだ。