2023-05-29 @サントリーホール
尾高忠明:指揮
東京都交響楽団
アンナ・ヴィニツカヤ:ピアノ*
ラフマニノフ(レスピーギ編曲):絵画的練習曲集から《海とかもめ》op.39-2
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43*
エルガー:交響曲第2番変ホ長調 op.63
既視感たっぷりのプログラム。パガニーニの主題による狂詩曲(パガ狂)は今年5回目。
パガ狂とエルガー交響曲第2番という今日とそっくりのプログラムも1月に大友直人+東響で聴いている。
今年のパガ狂5回のピアノを独奏したのは、上原彩子、辻井伸行2回、マリー・アンジュ・グッチと今日のアンナ・ヴィニツカヤという次第。
で、1月の(そっくりプログラム)東響+上原彩子の出来が余りに良くて、今日を含めて、超えるものが現れないのは幸せなことか不幸せなのか。
ヴィニツカヤも都響2回とリサイタルも聴いているので、好感は持っているし、今日も悪くはなかった。
おまけに、いつも悪口を言うサントリーのピアノの音が、今日は喜ばしくもフツーだった(格別良くはないけど)。
雨の日はホールが良く鳴る、の法則かな。
ま、それでも、上原彩子のパガ狂をもう一度(聴いたら3度目になるが)聴きたいね。
エルガー2番は、まだ僕には距離がある。
勘所を掴めない。
ところで、今日も、前半に補聴器のハウリングがしたとの注意呼び掛けがあった。これまで都響では池袋、上野、サントリーで、N響もサントリーで発生したらしい。
しかし、僕は全然聴いたことがないのだ。いったい何処で鳴っているんだろう?僕の耳がいよいよおかしくなってきたのか、ちょっと心配だよ。
ハウリングなのだろうか?
音漏れじゃないのか?
終演後、その音を聞いた人が、どの座席で聞いたか、座席表に印をして帰ったら、ホールや主催者に発生源の見当がつくんじゃないだろうか?
♪2023-095/♪サントリーホール-12