2022年3月30日水曜日

東京・春・音楽祭 ワーグナー・シリーズ vol.13 《ローエングリン》

2022-03-30 @東京文化会館


マレク・ヤノフスキ:指揮

NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン 

ローエングリンTn:ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー
エルザSp:ヨハンニ・ファン・オーストラム
テルラムントBsBr:エギルス・シリンス
オルトルートMs:アンナ・マリア・キウリ(エレーナ・ツィトコーワの代役)
ハインリヒ王Bs:タレク・ナズミ
王の伝令Br:リヴュー・ホレンダー

ワーグナー:歌劇《ローエングリン》
(全3幕)<演奏会形式/ドイツ語上演/字幕付>

予定上演時間:約4時間20分
 第Ⅰ幕   60分
  休憩  30分
 第Ⅱ幕   80分
  休憩  30分
 第Ⅲ幕   60分

ワーグナーなら何でも好き!という訳ではなく、昔から、この作品は苦手。話に深みがなく子供っぽい。饒舌なのに進行は遅い。魅力的な音楽に乏しい。


で、今回はパスするつもりいたところ、発売日をだいぶ過ぎてから気が変わって参戦。

なので、良い席が取れなかった。


オケはピットではない分、ストレートに響く。

歌手たちは、Eシリンス以外初聴きばかりだった。


急遽交代したAMキウリは完璧ではなかったようだが、それにしてもみんな巧い。

オペラパレスより500席も広い空間で背中にオケを背負っても朗々たる歌唱。


騎士役(ヴィンセント・ヴォルフシュタイナー)とエルザ姫(ヨハンニ・ファン・オーストラム)の2人は特に美声だった。


あまり気が進まないまま買ったチケットは、1階〜3階の中央が売切れで3階壁際バルコニーだった。

知ってはいたけど、椅子は舞台を向いていない。

字幕を見るには30度、指揮者を見るには45度、歌手全員見るには90度は身体を捻らなくてはならない。

正味200分。どれほど苦痛であったか!

もう、金輪際壁際は買わない。


♪2022-045/♪東京文化会館-07