2022-03-25 @すみだトリフォニーホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
清水和音:ピアノ*
細川俊夫:開花II(2011)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491
ドボルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95「新世界から」
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ショパン:ノクターン第10番 Op32-2*
ブラームス:ハンガリアンダンス第1番
細川俊夫の初聴き作品「開花Ⅱ」は、冒頭の弦のアンサンブルがきれいだった(今日は、終始、弦に不満がなかった。)。しかし、面白味に欠ける音楽で、僕の中では花は開かずじまいだった。気分が乗れないまま続くモーツァルトのピアノ協奏曲も弾けなかった。
ところが、「新世界から」は実に小気味良いテンポで、キリリとまとまって、好印象を受けた。少し、まとまりのなさもあったのだけど、勢いが優った。
同じオケを同じホールの同じ席で聴いていても都度出来栄えが異なるのはどうして?今日など前半と後半でオケの締まり具合が違って聴こえたのは気のせいかなあ。