2021年10月26日火曜日

バレエ「白鳥の湖」<新制作>

 2021-10-26 @新国立劇場



【指揮】ポール・マーフィー
【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ/ピーター・ライト
【演出】ピーター・ライト
【共同演出】ガリーナ・サムソワ
【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ
【照明】ピーター・タイガン

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【オデット/オディール】柴山紗帆
【ジークフリード王子】伊澤駿

バレエ「白鳥の湖」全4

上演時間:約3時間
第Ⅰ-Ⅱ幕       
70分
  休憩         25分
第Ⅲ幕        40分
  休憩         20分
第Ⅳ幕        25分



バレエは数十年前に卒業した⁉︎ので、それ程の久しぶりの生舞台だった。

やっぱり生だな。

BSなどで放映・録画は観ているけど、生の迫力は格段に大きく強い。

オペラでもコンサートでも生に限るけど、肉体が縦横無尽に躍動するバレエではとりわけの感がある。

コンサートでは時々バレエ音楽(組曲)を聴くことがあるが、今日、つくづく思ったよ。バレエ抜きのバレエ音楽ってなんだろ!

耳に馴染んだ名曲が次から次からバレエと共に繰り出されるのを聴き、観るのは、本当に至福の3時間だった。

黒鳥の踊る片足32回転!
もう、素晴らしいの一言。


厳しく鍛え抜かれた肉体が徹底的に優雅さを求める。

男性も踊るが主たる役割は女性ダンサーをいかに美しく見せるかにある。

そのアンビバレントな美学。引き裂かれそうな快感!


舞台を観ながら歌舞伎を思い出していた。

だんまりの芸、所作事、見得など共通する要素が多い。

大勢の出演者の名前まで書けないから、キャスト表を貼っておこう。
4羽の白鳥たち、2羽の白鳥
たち、32羽の白鳥たち。

みんな素晴らしかった。


♪2021-110/♪新国立劇場-09