2021年10月10日日曜日

マエストロの白熱教室2021 指揮者・広上淳一の音楽道場

2021-10-11 @フィリアホール



広上淳一:指揮&指導
東京音楽大学学生
東京音楽大学特別オーケストラ

シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485

厳密にはコンサートではない。

オケのリハでもなく、指揮者の卵のオケ付きレッスンだ。


2度の休憩を除き正味3時間余。

誠に白熱教室だった。


シューベルトの5番を材料に、卵が入れ替わり8人かな?

指導は広上師に加えて、東京音大の現役の教授陣。


現役の教授陣7〜8人が加わる事で引き締まった感じがある。

広上センセだけでは無駄なお喋りが長い。


オケのリハではないので響きを作るという作業はない。

音楽を作るという作業も今回は見られず、もっぱら、音楽にどう取り組むかといった抽象的な内容で、期待した面白さはなかったが、シュベ5を、もう散々聴いた。


3時間のレッスン中音が鳴っていたのは2時間超(全曲6回分に相当)だろう。

ずっと聴いていたのだけど、その魅力がだんだんと染み込んできたよ。


最後に、学生に混じってビオラを弾いていた先生曰く「シューベルトこそウィーンの音楽だ」。そういえば!と思う処もあり。


♪2021-109/♪フィリアホール-05