2021-10-11 @フィリアホール
広上淳一:指揮&指導
東京音楽大学学生
東京音楽大学特別オーケストラ
シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D485
オケのリハでもなく、指揮者の卵のオケ付きレッスンだ。
2度の休憩を除き正味3時間余。
誠に白熱教室だった。
シューベルトの5番を材料に、卵が入れ替わり8人かな?
指導は広上師に加えて、東京音大の現役の教授陣。
現役の教授陣7〜8人が加わる事で引き締まった感じがある。
広上センセだけでは無駄なお喋りが長い。
オケのリハではないので響きを作るという作業はない。
音楽を作るという作業も今回は見られず、もっぱら、音楽にどう取り組むかといった抽象的な内容で、期待した面白さはなかったが、シュベ5を、もう散々聴いた。
3時間のレッスン中音が鳴っていたのは2時間超(全曲6回分に相当)だろう。
ずっと聴いていたのだけど、その魅力がだんだんと染み込んできたよ。
最後に、学生に混じってビオラを弾いていた先生曰く「シューベルトこそウィーンの音楽だ」。そういえば!と思う処もあり。