2019-11-11 @東京文化会館
エリアフ・インバル:指揮
東京都交響楽団
チャイコフスキー:幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》op.32
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 作品103「1905年」
メインは昨日東響で聴いたショスタコーヴィチ交響曲第11番。
比較すれば東響に軍配。演奏の違いというより、やはり、ホールの音響の差が大きい。
文化会館のデッドな乾いた響きも好きだけど、客席を包み込むような響きにはならない。
でも、出だしの緊張感、重量感のある弦のアンサンブルは都響が優っていたかも。
とはいえ、管も打楽器群も健闘した割には腹に響いてこない。
終盤に向かって、東響に感じた怖いような迫力が不足した。
演奏が悪いとか指揮がどうとかいう問題ではなく、文化会館ではこういう響きなんだろう。
昨日ミューザで聴いていなかったら、今日の都響は凄かったと思うのだろうな。パーカッションの鐘も貧弱だった。
♪2019-175/♪東京文化会館-09