2019-10-26 @みなとみらいホール
山下伸介:指揮
横浜金沢交響楽団
コースアンサンブルIRIS
混声合唱団たりずすこらーず
ENK合唱団
ドルチェシモ ほか
ソプラノ:山口和子
メゾソプラノ:堀万里絵
テノール:新海康仁
バリトン:金努
ワーグナー:ローエングリン第1幕への前奏曲
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125
初聴きのアマオケ。市内金沢区のオケだ。と言っても区立団体ではなく、その辺りに居住する者が結成した任意団体だろう。
まだ11月に入ったばかりだけど、もう「第九」だ。今年初聴き。
弦の編成は何型と呼ぶべきか分からない。第1バイオリンは(プログラムに書いてあるとおりだとすれば)11人だったが、多分、第2バイオリンの方が人数は多かった。
ビオラよりチェロが多いとか、エキストラの方が多いパートもあり、こんなところにも組織管理の難しさが現れているようだ。
さて、腕慣らしの「ローエングリーン前奏曲」は選曲ミスだったなあ。バイオリンの高域が弱音で続くのできれいに響かせるのは相当難しいと思う。ちょっと貧相な音になってしまって残念だった。もう少し元気な音楽にしておけば良かったのに。
やっぱりアマチュアのレベルはこんなものかな…と思っていたが、「第九」に入ると俄然良くなった。
全体にゆったりしたテンポ設定だが、決してだれるようなことはなく、ほぼ破綻がなくまとまっていたのは想定以上だった。
これで結成満10年。11回目定期ということだが、先日698回定期を聴いた老舗横響もウカウカしておれんなぁ。
アマオケにせよ、たまに聴くアマ吹奏楽でも、僕が経験した頃のアマチュアとは次元が違う程にうまくなっている。習い事や楽器購入などの経済的ゆとりのせいもあるだろうし、指導レベルも高くなっているんだろう。
アマチュアの集まりは実力のばらつきが大きく、各人の目指すものが同じとは限らない難しさもあるが、仲良く腕を磨いて音楽を楽しんで欲しい。
来年は地元での演奏会のほかに、7月に再びみなとみらいホールで第12回定期演奏会をやるそうだ。
一応、カレンダーに書き込んでおこう。
♪2019-169/♪みなとみらいホール-49