2019-09-29 @ミューザ川崎シンフォニーホール
ライアン・ウィグルスワース:指揮とピアノ**
東京交響楽団
ポール・ルイス:ピアノ*
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 K.365*-**
ベートーべン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19*
エルガー:エニグマ変奏曲
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シューベルト:アレグレット ハ短調 D915*
指揮兼ピアノのライアン・ウィグルスワースも、独奏ピアノのポール・ルイスも、なかなかの人気者らしいが、2人とも初聴き。
前半は、正直なところ睡魔と戦っていて入魂できなかったが、おぼろげに聴いた印象は、前半の2曲は美しくなかった。昨日の日フィルの幸福な音色がまだ耳に残っていて、つい比べてしまい、残念感は拭えない。
また、2台のピアノの為の協奏曲はプログラムに入れることはなかった。4曲も演るのは多すぎる。
それに2台のピアノは、横方向に2台を向かい合わせるのが普通だが、今回は指揮者が弾き振りをする為に、ステージに縦方向に向かい合わせで並べられ、当然反響版は取り外してある。
見慣れないスタイルによる違和感のせいだったのかもしれないが、ピアノの音が聴き分けられないような部分もあったが、ここで寝ていたのだろうか。
後半のベートーベンになると、今度はオケのせいではなく、見事なくらい記憶が飛んでしまっているので、ノーコメントにしておこう。ただ、ピアノ・アンコールのシューベルトが美しかった。
最後のエニグマは、僕の睡魔も劣勢になったせいか、音も演奏も盛り返してとても良かった。
主題自体に惹き込まれるが、有名な第9変奏も心地良く、もう一眠りしたいところだった。
♪2019-147/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-20