2019年9月14日土曜日

N響第1918回 定期公演 Aプログラム

2019-09-14 @NHKホール


パーヴォ・ヤルヴィ:指揮
NHK交響楽団

ジョシュア・ベル:バイオリン*

オール ・ ポーランド ・ プログラム
 バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲
 ヴィニャフスキ:バイオリン協奏曲第2番*
 ルトスワフスキ:小組曲
 ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲

オールポーランド作品。
バツェヴィチは他の作品を、ルトスワフスキは今日の作品のほか交響曲なども聴いた経験あり。ヴィニャフスキは多分初めて。

1曲めはバイオリンに付けた弱音器のせいか、えらく乾いた弦楽合奏に聴こえた。え〜っこれN響の音?

2曲めは明確に好みでない。
他の3本(いずれも1950年前後の作)より百年ほど前の作品で、歌謡曲みたいで安っぽい。初聴きのジョシュア・ベルのバイオリンはなかなかの熱演で悪くはないが、音楽自体に惹き込まれない。

最後の2本はルトスワスキで、特に以前も聴いたことのある「管弦楽のための協奏曲」は、これも好みではないとはいえ、<管弦楽>を聴く面白さが詰まっていたように思う。
終盤は自分の体調もだいぶ戻って、N響の巧さ、P・ヤルヴィの統率力に感心した。

N響は今日から新シーズンだ。
ホール・エントランスの鉢巻部分が綺麗に塗装してあった。
演奏会の1日目はFM生中継とTV録画が行われる。
その為の客席内ビデオカメラの配置が変更されて、下手後方は静止画カメラ席になり、従来そこにあったカメラは客席最後列中央に移動していた。これで僕の後ろ髪が映されるかもしれないな。あまりふさふさしていないけど…。

♪2019-138/♪NHKホール-05