2019年8月18日日曜日

国立演芸場開場四十周年記念 8月中席

2019-08-18@国立演芸場


落語   桂竹千代⇒真田小僧
落語   三遊亭萬橘⇒熊の皮
落語   桂文治⇒お血脈
ものまね     江戸家まねき猫
落語   立川談幸⇒火焔太鼓
 -仲入り-
落語   三遊亭笑遊⇒無精床
曲芸   ボンボンブラザース
落語   三遊亭圓楽⇒死神

昨年までの8月中席は歌丸がトリを務めていたが、師匠亡き後は圓楽に回ってきたそうだ。その圓楽も肺がんの後は脳腫瘍で療養中。病院からの一時外出の形で高座に復帰したのだそうな。
口跡に不安があるようで、通常の高座用のマイクの他に、襟元にピンマイクも付けて口演したが、よく通る声で、病人とは思えない。

落語の演目は事前には決まっておらず、その日の様子を見て噺を決めるのが普通だが、今回は、歌丸もそうであったように、事前に5つの古典大作を予告して、その中から日替わりで演じているらしい。それで今日は、皮肉にも「死神」を演じた。

意欲は立派だが、出来はまずまず。

ほかに、三遊亭笑遊は高座に上がっただけでもうおかしい。天性の落語家だ。
曲芸のボンボンブラザーズは毎度毎度やることは同じ。大して難度は高くないと思うが、それでもおかしくて楽しませる。


♪2019-121/♪国立演芸場-11