藤岡幸夫:指揮
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ジョヴァンニ・ソッリマ:チェロ*
シベリウス:「レンミンカイネン組曲」作品22から第4曲『レンミンカイネンの帰郷』
ドボルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104*
芥川也寸志:交響曲第1番
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ソッリマ:ナチュラル・ソング・ブック第4、6番*
エルガー:夕べの歌
チェロ独奏のソッリマのドボルザークの協奏曲はスリリングで良かったが、むしろアンコールに弾いた自作の無窮動風超絶技巧曲が床を足でふみ鳴らし、お客に手拍子を求めて大いに盛り上がった。
芥川也寸志の交響曲第1番は初聴きだったが、懐古和風の興趣があって面白かった。
客席には芥川夫人もおられた。
藤岡氏は今年4月に首席客演に就いたそうだ。
今後、情熱的な演奏を聴かせてくれる事を期待するよ。
今日に限っては、オケのは元気はあったが、仕上がりが荒っぽい印象を受けた。
また、今日のミューザは珍しくお客の入りが悪くキャパシティの半数に少し届かなかったようだ。気の毒な気がしたよ。