2019-08-03 @ミューザ川崎シンフォニーホール
原田慶太楼:指揮
NHK交響楽団
反田恭平:ピアノ*
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー*
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」から だったん人の踊り
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第5番、第6番
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
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ショパン:子犬のワルツ*
ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」から「マランボ」
7月28日の新日フィル+小川典子の際はホールの響きが良く、特にピアノの音に端的に表れていたが、今日もオーケストラとピアノの組み合わせがあったので、どんなものか、楽しみにしていたが、ホールもピアノも格別悪くはないけど、格別良くもないフツーの響きで残念だった。
演奏者の問題ではなくホールの問題だ。
満席に近い客席が音を吸収してしまったのだろうか。
カーンと抜ける明るいピアノの響きはなかなか味わえないものだ。
今日のN響のプログラムは、明日のNHKホールの公演と相当重複していて、ミューザでの演奏はさながらに明日のためのゲネプロみたいな印象で、アンコール曲まで明日演奏する曲だった。
演奏の出来もN響にしては悪い。
ラプソディ・イン・ブルー冒頭のクラリネット独奏はどうしたものか、迷走した。こんな妙ちくりんな出だしは初めて聴く。
ハンガリー舞曲第1番も最近何度も聴いたのだが、先月の東響、東フィルに比べて雑な仕上がり。胸かきむしるような哀愁とは無縁だった。明日はホームのNHKホールで力を発揮するのだろう。
アンコールの初聴きマランボが一番面白かった。
♪2019-115/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-10