2023-01-17 @ミューザ川崎シンフォニーホール
初代中尾都山:都山流本曲《慷月調》(1903)から初段*
宮城道雄(永井秀和編曲):春の海 - ジャズを添えて(1929/2022)【初演】*#
永井秀和:巡る“流“と”打”-尺八と小鼓のための協奏的二重奏曲 - (2021)【初演】*$
J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調(BWV1013)から*
Ⅰアルマンド、Ⅲサラバンド、IVブーレ・アングレーズ
永井秀和:現代風妖怪演舞 - 尺八、小鼓、ピマアノのための-(2022)【初演】*#$
このランチタイムコンサートではクラシックのみならずいろんなジャンルの音楽が格安で聴けるのが魅力だが、邦楽は珍しい。尺八は西洋クラシック音楽に取り込まれたものを聴いたことがあるが、お囃子の小鼓は初めてで実に新鮮だった。
しかも、ピアノも含まれるというまことにレアな編成なのに、お遊び、といった様子は皆無で、すべて真剣勝負といった体に、軽い気持ちで聴きに行ったところを襟を正された感じもした。
ピアノの永井氏が無伴奏作品(2曲とも古典)を除いて、作・編曲を手掛けており、いずれも今日が<初演>ということだった。
中でも小鼓の入った作品はなかなかスリリングな面白い作品だった。
♪2023-009/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-02