2023-01-25 @サントリーホール
NHK交響楽団
アミハイ・グロス:ビオラ*
バルトーク:ビオラ協奏曲(シェルイ版)*
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲 第1番、第2番
ドビュッシー:交響詩「海」
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バルトーク(ペーテル・バルトーク編):44のバイオリン二重奏曲(ビオラ版)-第37番「プレリュードとカノン」* with 佐々木亮
Aでドイツ、Bでハンガリー+フランス、Cはロシアと満遍なく取り上げた。
Cは会員じゃないし、他のオケとのダブり解消困難で聴けなかったのは残念。
今日は、なぜバルトークが含まれているか?
多彩な管弦楽技法を楽しむ…とプログラム解説にあった説明は後付けだろう。真意は分からない。
ソヒエフがやりたかっただけかもしれないけど、結果的には管弦楽技法を楽しむ番組になった。
しかし、煌めく色鮮やかな管弦楽の妙味を心から堪能した…という訳にはゆかなかったな…。
N響のアンサンブルは引き締まっていた。細部まで手が入ったという印象だ。
これはAプロでも感じたが、ソヒエフとオケとの信頼関係が確立できていたからではないだろうか。
残念なのは、ホールが乾いていた?
音に潤いが乏しかった。
三鳥の特質とも言えるけど、特に今日は響かなかった。寒気と厚着満席のせいか?
が、合奏力の確かさを実感し、ソヒエフの人柄にも好感。
♪2023-012/♪サントリーホール-02