2022-11-03 @みなとみらいホール
NHK交響楽団
カウンターテナー:藤木大地*
オルガン:近藤岳**
J.シュトラウスⅡ:ワルツ《南国のバラ》 Op. 388
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲*
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 「オルガン付き」Op. 78**
1曲目は「南国のバラ」。ここでやらなきゃやるとこないよ、と思いながら見ていたが、案の定。終盤、ビヤジョッキが登場して飲みながら(フリだけ)指揮した井上センセ。サービス精神健在。
でも前半はあまり聴くべきものがなかった。
悪いけど、カウンターテナーという声質が生理的に苦手だよ。
業界用語で「ガン付き」=「オルガン付き」は「アルプス交響曲」と違って聴く機会が多い。
中で、過去最高は2018年の神フィル@ミューザがベスト。
しかし、本日名誉ある位置を転落した。ミューザには金網が無いからな…。
N響の透明感ある弦に管の乗り方がキレイ。
ルーシーも改修してもらったのかと思うほど、オルガンの存在感が明瞭だ。「アルプス〜」では感じなかったが(音楽の違い)同じ近藤岳によるオルガンが、オケに埋もれることなく、オケもオルガンに埋もれることなく、絶妙のバランスを保ち、クライマックスの快感へ!
サン=サーンスはこんなふうに書いていたのか!という新発見の思い。
やはりみなとみらいホールで聴くN響はピカイチだ。
N響B定期は音の悪いサントリーホールはやめて横浜でやってくれえ。
♪2022-165/♪みなとみらいホール-03