2016-12-26 @サントリーホール
ヤクブ・フルシャ:指揮
東京都交響楽団
ソプラノ:森谷真理
アルト:富岡明子
テノール:福井敬
バリトン:甲斐栄次郎
合唱:二期会合唱団
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調 作品125 「合唱付き」
フルシャ指揮都響は大いに健闘した。
が、昨日のN響とは薄皮一枚の差を感じた。
ブロムシュテット+N響は音楽の細部の総和が100%を超える力を感じたが、今日の都響は細部の積み上げより元気さが目立った。
これも一つの「第九」だろうが、それにしては、楽章間の間合いの長さが高潮感を削いだ。
少なくとも第3楽章から第4楽章へは間髪入れずに入って欲しい。
全員二期会の独唱・合唱陣はとても迫力があり、元気なオケにも負けていなかったのは素晴らしい。
♪2016-185/♪サントリーホール-14