2016-12-03 @県民ホール
川瀬賢太郎:常任指揮者
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
秦茂子:Sp
林美智子:Ms
升島唯博:Tn
宮本益光:Br
神奈川フィル合唱団
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調 作品125 「合唱付き」
12月に入って早速の「第九」だ。
これが1回目で、今年も5回聴くことになっている。
そんなに何度も聴かなくともいいのだけど、神奈川フィル、日フィル、読響は定期演奏会に織り込まれており、他に横浜交響楽団は毎年の恒例行事で600人の大合唱団を聴きたいし、N響も欠かせない。今年は都響も是非聴いてみたい。ということで6回になったが、うっかりしてダブったために都響と読響がダブってしまい、読響は知人に行ってもらうことにしたので無駄にはならなくて良かった。
さて、川瀬賢太郎+神奈川フィルの「第九」。
後日に予定されている「第九」のへの期待が大きくて、今日の「第九」はまあ耳慣らしみたいなものでさほどの期待もせずに出かけたのだけど、ところがどっこい。これは拾いものだった。
テンポの軽快さ、楽章間ポーズの短さ、シャキッとまとめた新感覚のベートーベン。賢太郎の音楽づくりが神奈川フィルの隅々にまで浸透してきたような気がする名演だった。
昨年末のパーヴォ+N響を彷彿とさせる出来栄え。
良い「第九」シーズンの始まりだった。
♪2016-129/♪県民ホール-04