2016-12-17 @みなとみらいホール
下野竜也:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
ソプラノ:吉原圭子
アルト:小林由佳
テノール:錦織健
バリトン:宮本益光
合唱:東京音楽大学
ボイエルデュ―:《バグダッドの太守》序曲
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調 作品125 「合唱付き」
今年の「第九」の2回目。
先日の神奈川フィルの出来がとても良かったが、こちらも好テンポ。軽快だ。疾走するベートーベンは小気味よし。
しかし、第3楽章の天上の音楽はいくらなんでも急ぎ過ぎではないか。
終楽章、低弦のレシタティーボも疾走するが如き。
ベートーベンはこういうのを意図したのだろうか。
変り種と言えば、昨年の上岡敏之+読響の「第九」も相当なものだったが、あれはあれでなんか惹きつけられたなあ。
声楽独唱・合唱団は最初から舞台に待機したのは良かったが、なら第3楽章の後の休止を最小限にして終楽章に雪崩うってほしかった。
合唱団は声部毎ではなく男声・女声がランダム?に並んだ。一体どういう効果を狙ったものか?見た目にも良くない。
♪2016-178/♪みなとみらいホール-48