2016-07-27 @ミューザ川崎シンフォニーホール
チョン・ミョンフン:指揮
クララ=ジュミ・カン:バイオリン*
東京フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー:バイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35*
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
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アンコール
J.S.バッハ:無伴奏バイオリン・ソナタ第3番BWV1005からラルゴ*
フェスタサマーのHPから |
一昨日の新日本フィルも今日の東京フィルも普段はほとんど聴くことがなくて、このフェスタサマーミューザやオペラでの演奏を聴くぐらいだ。
フェスタサマーでは、同じ会場の同じ席で各オーケストラの演奏を比較できるのが面白い。
一昨日の上岡+新日本フィルが上岡氏の強い個性で隅々まで管理されていると思えたが、対してミョンフン+東京フィルはいわば野放しの感。良く言えば骨太だが弦と管のバランスに疑問を感ずる場面が何度かあった。つまり、弦の音圧が弱いように思ったのだけど。
しかし、チャイコの4番では管の鳴り過ぎがかえって絶大な効果をあげていたな。
フェスタサマーのHPから |
今日のオケの配置は指揮者の右側(上手)にビオラが置かれていた(珍しくもなくむしろ普通だと思うけど。)。その首席が、ビオラ界ではちょっと有名な須田祥子だ。この人の演奏は室内楽でも聴いたことがあるし、TVの音楽番組でも何度か登場したのを聴いているが、オーケストラ演奏で聴くのは初めてだったかも(ピットに入っている場合は分からない。)。
ジェスチャーが大きいので、こちら(指揮者の右)側にコンサートマスターが座っているのか、と錯覚しそうな気合の入れ方だった。後ろの列の楽団員も思わず力が入るだろうな。
♪2016-105/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-17