2022-09-05@国立劇場
●碁太平記白石噺 (ごたいへいきしらいしばなし)
田植の段
口 豊竹咲寿太夫/鶴澤友之助
奥 豊竹藤太夫/鶴澤清友
逆井村の段
中 豊竹靖太夫/野澤勝平
切 竹本千歳太夫/豊澤富助
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人形役割
庄屋七郎兵衛⇒ 吉田玉也
志賀台七⇒ 吉田玉勢
百姓与茂作⇒ 吉田玉輝
娘おのぶ⇒ 吉田一輔
宇治兵部助⇒ 吉田玉志
女房おさよ⇒ 吉田簑二郎
金江谷五郎⇒ 豊松清十郎
前から告知されていたことだけど、いよいよ9月公演から「初代国立劇場さよなら公演」という冠が付いた。と言っても今月で終わるのではなく来年10月末まで「さよなら公演」が続く。その後建て替えが始まり、再開は2029年の秋だ。なんて長いんだ。7年の空白はツライ。
あちこちの劇場で手分けして公演を続けるらしいが、歌舞伎や文楽にふさわしい舞台構造を持った劇場は首都圏にないはずだから、やると言っても色々制約の多い演出・演目になるのだろう。
第一、7年後僕は健脚・健聴・健眼を維持しているだろうか心配だよ。
「さよなら〜」ということもあって、コロナ禍でできなかった通し上演が(完全ではないが)復活した。コロナの収束宣言は出ないけど、それを待っていたら、第2代国立劇場ができてしまうかも。
今回はⅠ部とⅡ部に分けて「碁太平記白石噺」が通して上演される。
と言っても全11段中4段だけだが。