2022-09-18 @ミューザ川崎シンフォニーホール
アジス・ショハキモフ:指揮
東京交響楽団
ティーネ・ティング・ヘルセット:トランペット*
ドビュッシー:「管弦楽のための映像」から“イベリア”
トマジ:トランペット協奏曲*
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 Op.100
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オーレ・ブル:ラ・メランコリー*
A.ショハキモフという指揮者って知らんなあ、と思っていたら、2015年「熱狂の日」に彼の指揮でデュッセルドルフ響を2日間聴いていた。そのおりも、今日も好感を持った。
トランペット独奏のT.T.ヘルセットは初顔。
冒頭ソロにわずかな瑕疵が。残念。
作曲者のトマがパリ音楽院に楽譜を提出した際に演奏不可と言われた難曲だそうだが、その後は軽々とこなしていたように思う。しか、そもそもがあまり楽しい音楽じゃなかったね。
そのトランペット協奏曲は弦の編成が10型と小編成だったが、前後2曲は16型の大編成。しかし今日の東響はそんな大勢がガリガリやっているとは思わせない程、良く協和していた。ミューザの響の良さも手伝っていると思うけど。
メインのプロコフィエフ交響曲第5番も上出来。
この曲では打楽器も面白い。
終盤を盛り上げる銅鑼(サイズが色々あるが今日使われたもの)は、最大級ではなかっただろうか?