2022-05-19 @サントリーホール
東京フィルハーモニー交響楽団
フォーレ:組曲『ペレアスとメリザンド』1898年
ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲1912年
ドビュッシー:交響詩『海』(管弦楽のための3つの交響的素描)1905年
ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』1920年
「ペレアスとメリザンド」はいろんな作曲家が取り上げているが、中で聴く機会が断トツ多いのは今日のフォーレ。
ドビュッシーは同じ題材をオペラ化しており、デュトワ+N響で聴いたのはもう8年も前か…。
ちょっと失敗したデュトワは6月に新日フィルで復権が楽しみ。またN響定期で演奏会形式オペラを期待するよ。
ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」は7月に新国立劇場が取り上げるのも楽しみだ。
4曲とも独墺古典にない管弦楽技法の面白さ。
特に管楽器使用の巧みさ。
中でも一番好きで一番楽しめたのは「海」。
惜しむらくは、たいてい、いつも、どのオケでもだが、第一バイオリンの高域が歯軋りをしている。弱音器をつけた弦はきれいに響いたが、ここぞとばかりに炸裂するときに、耳障りなこと。
さて、今日の曲順F⇒R⇒D⇒R’のコンセプト如何?
作曲順ならF⇒D⇒R⇒R’だが、1番の大曲はDなので、F⇒R⇒R’⇒Dが落ち着いたのにな。