2018-11-23 @みなとみらいホール
器楽アンサンブル(古楽器使用)ザ・バロックバンド
バイオリン:丸山韶、渡邊慶子
ビオラ:深沢美奈
チェロ:山根風仁
ビオローネ:諸岡典経
リコーダー:太田光子、江崎浩司
チェンバロ:渡邊順生、崎川晶子、鴨川華子、渡邊孝
J.S.バッハ:
3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調BWV1063
2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV1061
1台のチェンバロのための協奏曲第6番ヘ長調BWV1057
1台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調BWV1052
4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲全15曲を3回に分けて演奏しようという企画の第1回。
チェンバロ1台〜4台と古楽器・弦5部各1本、曲によっては、ビオローネ、リコーダーが加わる小編成の作品ばかりが計5曲だった。
馴染みの少ない分野だが、1曲(BWV1061)だけがチェンバロのために書かれたオリジナルで、残りは、自作・他作からの編曲だそうで、どうりで聴き覚えのある作品が多かった。
最後に演奏されたBWV1065はビバルディの協奏曲集「調和の幻想」からの編曲だそうだ。
いずれも典雅な響が心地良い。
ただし、チェンバロの音は小さいから、4台も並んだらどれが何を弾いているのかよく分からない。
弦5部が各1本の編成であっても、その音圧はチェンバロ4台を凌ぐ。これではこういう形の音楽が衰退していったのは無理もない。
♪2018-153/♪みなとみらいホール-35