2023年6月4日日曜日

ブラスの饗宴 読売日響金管セクションによるブラスアンサンブル

2023-06-04 @みどりアートパーク




読響ブラスアンサンブル
●トランペット
長谷川潤/辻本憲一/尹千浩/田中敏雄
●ホルン
日橋辰朗/久永重明
●トロンボーン
青木昴/桒田晃/葛西修平
●バストロンボーン
篠崎卓美
●チューバ
次田心平

G.クラーク:トランペット・ヴォランタリー
G.ガブリエリ:ソナタ第13番
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番からバディネリ(チューバソロ)
T.スザート:ダンス組曲から
 モール人の踊り
 ロンド(わが友)
 バス・ダンス(羊飼い)
久石譲:宮崎駿アニメメドレー
L.アンダーソン:ラッパ吹きの休日
P.デスモンド:テイク・ファイブ(トロンボーンアンサンブル)
カーマイケル:スターダスト(ホルンソロ)
C.ヘーゼル:三匹の猫
 ミスタージャムス
 ブラック・サム
 バレッジ
------アンコール---------------
C.ヘーゼル:もう一匹の猫
 クラーケン


読響ブラスは巧い!という印象が昔からあるのだけど、今にして思えば、その昔、たまたま読響コンサートで強烈なブラスの咆哮を聴いた衝撃が今も刷り込まれているのかも。

N響も安定した巧さがあるし、昨日の日フィルなんて滅多に聴けない妙なる響だった。

だから、あまり大きな期待をかけずに淡々と聴かせてもらうべ。
…と言い聞かせて出かけたのだけど、やはり、期待を裏切らない。尤も、小ホールのかぶりつきで金管Ensを聴いたのは初めてかも。

トランペット4、ホルン2、トロンボーン4、チューバ1の計11人だが、なんと全員男だよ。胸元や背中の開いたカラフルなドレス姿は1人もいない!
おお、これでは音楽に専念するしかないぞ。

ちょっとびっくりがもう一つ。
最初から最後まで、舞台上でチューニングはしなかった。管楽器ってそんなものなのか?
素人考えだが、弦楽器と違い演奏中に管の出し入れや唇の締め具合で微調整可能なんだろうな。

たくさん演奏してくれたが、各パート、各人の腕前を披露するに相応しく選曲に工夫があった。

MCを兼ねたトランペットの尹千浩(ゆん・ちょの)氏の進行が面白く、ノリの良いメンバーがユーモラスな話題を提供してくれて幕間も楽しい。

メンバーの中には地元出身の人もいて、客席には小中学校の同級生やら幼稚園の先生も集まって、客席と舞台双方で手を振り合うユーモラスな場面にホクホクして、ちょいと感動したぞ!

♪2023-099/♪みどりアートパーク-02