2023-03-04 @みなとみらいホール
シューマン:交響曲第1番変ロ長調 op.38「春」
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
久しぶりのシューマン交響曲第1番。
冒頭の管の咆哮に続いて強奏した弦5部の響の美しいこと。お、これはN響にも勝るぞ!と思わせた。
途中、管・弦の交わりに少し濁ったところがあったが、弦の透明感は最後まで保たれ、小泉師の采配よろしく緊張感漲る良い演奏だった。
4日前にも神フィルをみみHで聴いたばかりで、その時は敢えて2F正面最前列で聴いた。比較すれば、やはり僕の好みは1Fど真ん中にあり。没入度が違う。
後半はレスピーギのローマの<噴水と松>。
<祭>を加えた3部作全て面白いが、敢えて順番をつけると<松>-<祭>-<噴水>の順かな。聴く機会も<松>が一番多く<祭>が一番少ない。
3部作全部を取り上げる演奏会もたまにあるが、1曲欠ける場合は何故か<祭>が省かれることが多く残念也。
今日の2曲は、シューマンに劣らずの上出来。
ま、大抵いつもだが、アッピア街道では大太鼓、ドラ、ティンパニーのドンドン・ゴーンで原始脳を掻き回されて、アドレナリンが大噴出!怖い程の興奮。そして大満足。
♪2023-040/♪みなとみらいホール-10