2023年3月18日土曜日

新日本フィル:すみだクラシックへの扉#13

2023-03-18 @すみだトリフォニーホール



大植英次:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
小曽根トリオ*
 小曽根真:ピアノ
 小川晋平:ベース
 きたいくにと:ドラムス

小曽根真:ピアノ協奏曲「SUMIDA」(新日本フィル創立50周年委嘱作品/世界初演)*
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』から「エルザの大聖堂への行進」
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB.109(ハース版)
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小曽根真:エイジアン・ドリーム(ピアノ・ソロ)*




昨夏以来の大植ちゃんにまずはびっくり!
なんという変わりよう。以前は、顔もお腹もパンパンだったが、えらくスリムに。多分20Kg位は減量できた(痩せ衰えた?)。
同時にギラギラと漲る情熱・自信・オーラは少なくなっていたと思う。病気でなければいいけど。

前半は小曽根トリオとの協奏曲。初演。
小曽根はいつものようにセンスのない服装だ。パン職人か、化学実験助手みたいな白装束が浮いている。
彼自身の作曲による作品は、仕掛けに満ちてはいても結局既視感強く面白みに欠けた。彼の音楽はどこへゆく?二兎追っていずれ行方不明になりはすまいか。

このところどこのホールも音が硬い。墨鳥も例外ではなく、ブルックナーは熱演だったが響に潤いを欠いた。



終盤は演奏にも疲れが出たか、終楽章冒頭のVn1の9度の跳躍音がG線でスラーの為か探り弾きのようで音程が瞬時には定まらず。最後の管のppによるロングトーンでは息切れ状態に。
お疲れ様…

♪2023-047/♪すみだトリフォニーホール-02