2021-06-26 @県民ホール
小泉和裕:指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ベートーベン:交響曲第2番ニ長調Op.36
フランク:交響曲ニ短調FWV.48
ベートーベン交響曲第2番は彼の全交響曲中一番聴く機会が少ないが、直近は昨年の沼尻+東響。小泉師もお好きなようで、都響で2016年に聴いた際はブラ2との組合せだった。
2番・ニ長調同士だ。
今回はフランクのニ短調という事で、Dで繋がっているが、こだわりかな?
ま、久しぶりのベートーベン2番。とても元気で良かった
ホンに最近の神奈川フィルはほとんど文句なしだ。
透明感という点ではイマイチとしても(この点でいつも満足させてくれるオケはそもそもいない。N響でも満足できない。)、弦の高域に不快な音が混ざる事もないし、管と弦が高域で喧嘩するような事も滅多にない。
要は、安心して聴いてられる。
フランクニ短調も小泉師のお気に入りか。
この曲を前回聴いたのが17年の都響で指揮は小泉師だった。
人気曲だと思うがなかなか取り上げられない作品だ。
3楽章構成とか循環形式とか、新しい工夫の巧拙は分からないけど、どの楽章もゾクゾクさせる刺激に満ちている。
弦編成は14型だが迫力ある演奏だった。
♪2021-062/♪県民ホール-07