2020年2月15日土曜日

神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会 県民ホール名曲シリーズ 第7回 「ドイツ」~楽聖の名曲で辿る、その光と苦悩~ オール・ベートーベン・プログラム

2020-02-15 @県民ホール


現田茂夫:名誉指揮者
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
神奈川フィル合唱団
田添菜穂子:司会

奥村愛:バイオリン*
長富彩:ピアノ**

オール・ベートーベン・プログラム
「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50*
Pf協奏曲第5番変ホ長調 Op.73「皇帝」から第1楽章**
交響曲第1番ハ長調 Op.21から第1楽章抜粋
交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」から第1、第2楽章抜粋
交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」から第1楽章
交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」から第1、第4楽章抜粋
交響曲第7番イ長調 Op.92から第1楽章抜粋
交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付」から第4楽章抜粋

ベートーベン生誕250年、神奈川フィル創立50年記念といっても寄木細工みたいなプログラムってどうかと思うけどな。
それでベートーベンの作曲手法が明らかになるとか、人生観の変遷を見せるとかの仕掛けがあれば別だが、単なるつまみ食いセットではベートーベンもかわいそう。お客も物足りない。

しかし、神奈川フィルの演奏そのものはとても良かった。

県民ホールは雑な演奏だとすぐボロが出る、曖昧さを許さないホールだが、硬く締まった中にも透明感があって管弦楽を聴く楽しさを感じた。

今日はN響定期とダブりで、途中離脱は残念。

自席は真ん中の真ん中だが、途中退席に備えて休憩後は案内嬢に断って1階最後列通路側で聴いたが、これが結構良い響きなので驚いた。音圧は不足するが、まろやかだ。
しかし、ポケットに入れていたチョコレートみたいで輪郭が甘い。やはり真ん中の真ん中がよろしい。

♪2020-023/♪県民ホール-01