2020年2月14日金曜日

オペラ「セビリアの理髪師」

2020-02-14 @新国立劇場


指揮:アントネッロ・アッレマンディ
演出:ヨーゼフ・E.ケップリンガー
美術・衣裳:ハイドルン・シュメルツァー
照明:八木麻紀

管弦楽:東京交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団

アルマヴィーヴァ伯爵⇒ルネ・バルベラ
ロジーナ⇒脇園彩Ms
バルトロ⇒パオロ・ボルドーニャ
フィガロ⇒フローリアン・センペイ
ドン・バジリオ⇒マルコ・スポッティ
ベルタ⇒加納悦子
フィオレッロ⇒吉川健一

ロッシーニ「セビリアの理髪師」
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉

上演時間約3時間10分
 第Ⅰ幕100分
  休憩30分
 第Ⅱ幕60分

歌唱は面白かった⁉︎
ロッシーニの得意な(時代の流行なのか?)トリルだのターンみたいな装飾を散々効かしたり、早口言葉みたいなアクロバティックな歌を軽々と歌い上げるところは唸らせる。が、ドラマは面白くないし演出も過剰だった。
大勢の役者(合唱のメンバー)が登場するが、当然歌も台詞もないパントマイム。それぞれの意味が分からない役が多い。

これまで、ロジーナ役はソプラノが歌うもので(過去に鑑賞した記録を調べたらメゾソプラノも半分いたよ。)、脇園彩もソプラノ歌手だと思い込んで聴いていたが実はMsだと途中から認識。

ロッシーニはなぜソプラノが一人も出ないオペラを書いたのか?
当時は声域に現代のような厳密さはなかったようだ。

♪2020-022/♪新国立劇場-02