パーヴォ・ヤルヴィ:指揮
NHK交響楽団
マティアス・ゲルネ:バリトン*
マーラー:こどもの不思議な角笛*
ニールセン:交響曲第2番ロ短調 作品16「4つの気質」
マティアス・ゲルネは海外招聘組としては聴く機会が多く、N響定期で過去2回。今日で3回目。他に、最近ではバイエルン国立歌劇場公演「タンホイザー」でも聴いている。
今回の不思議な口笛ではあまり張り上げるところもなく(そのような作品だから)穏やかに終始したので遠くの席まで届いたかしらと心配したが、オケも穏やかだったので余計な心配だったかもしれない。
ご本人は上出来だったようで、1曲歌う毎パーヴォと目を合わせて満足のご様子。
ニールセン(ニルセン)は年に1回聴く程度で、今回の交響曲は初聴き。「4つの気質」を描いているそうだが、全然気にせず、まるで映画音楽みたいな軽さと刺激を楽しんだ。
前回のN響(横須賀公演)の出来が悪かったので、同じオケとも思えない異次元の響に、これぞN響だと安心したよ。
斜め前に音楽評論家堀内修氏を発見! |