落語 林家つる子⇒やかん
落語 橘家圓十郎⇒湯屋番
漫才 青空一風・千風
落語 林家たけ平⇒大師の杵
落語 橘家圓太郎⇒親子酒
―仲入り―
余談漫談 林家ぺー
落語 柳家小団治⇒大安売り
曲芸 翁家勝丸
落語 林家正蔵⇒井戸の茶碗
いつも人情噺の大作をやるのが嬉しい。
今日は大好きな「井戸の茶碗」。
真っ正直に生きている者ばかりが登場する実におかしくて清々しい噺だ。
正蔵は感動必至の物語を敢えて、抑えて、淡々とした語り口で笑いを取る。
うっかり入れ込んでき聴いていると、涙腺崩壊しそうになるなので、努めて気分を外して聴くのだけど、やっぱり最後はやられてしまう。
二ツ目の林家つる子は1年ぶりに聴いたが相変わらず器用なもので、実力は真打並みだが、今回も「やかん」だった。もっと持ちネタはあるのだろうが、巡り合わせが悪かったようだ。
圓太郎の「親子酒」もおかしい。こんな妙な味のある噺家とは思っていなかった。何回も聴かないと分からない魅力ってあるものだ。
♪2019-041/♪国立演芸場-05