2016-09-20 @サントリーホール
エリアフ・インバル:指揮
オーギュスタン・デュメイ:バイオリン*
東京都交響楽団
モーツァルト:バイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216*
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 op.65
今日もインバルの80歳・都響デビュー25年記念演奏会。
モーツァルトのバイオリン協奏曲第3番は冒頭の弦のアンサンブルの美しいこと。ピッチが正確で個々の音が美しくそれが重なるアンサンブルの魅力。
が、A・デュメイの演奏は、ロマン派のような弾き方で先日聴いた大谷康子+東響の方がずっとモーツァルトらしかった。
メインはショスタコ交響曲第8番。初聞きだった。長大な作品で、CDでは聴く気にならないだろう。
しかし、ナマだからこそ、また都響だからこそ、管弦打が繰り出すダイナミックな音の洪水を楽しめる。
尤も大好きなチェロ協奏曲や交響曲5番などのように心躍らせるような境地には至らないのは、聴き馴染んでないからかも。
♪2016-128/♪サントリーホール-08