2016年9月15日木曜日

東京都交響楽団 第814回 定期演奏会Aシリーズ インバル80歳記念/都響デビュー25周年記念

2016-09-15 @東京文化会館


エリアフ・インバル:指揮
アンナ・ヴィニツカヤ:ピアノ*
東京都交響楽団

グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 op.16*
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
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アンコール
チャイコフスキー:四季 op.37bより4月《松雪草》*


1月半振りに聴く都響の冒頭のルスラン~の第一声にハッとした。なんと引き締まって迫力のあるアンサンブルだろう。文化会館のソリッドな環境が無駄な響を削ぎ落としメリハリを付けて迫ってきてオーケストラを聴いている!という幸福感に包まれる。

プロコフィエフの2番協奏曲は3番同様かなりアクロバティックだが(1番は聴いたことない)、A・ヴィニツカヤが華麗に決めた。彼女のリサイタルを明日横浜で聴くのが一層楽しみになった。

今月の定期ABCとも大御所E・インバルの80歳・都響デビュー25周年を記念し、彼がタクトを振ることになっている。気のせいか、彼のカリスマがなせるものか、いつも巧いとは思うけど、今日の都響は一段と輝きを放った。


♪2016-125/♪東京文化会館-08