2016年9月14日水曜日

横浜交響楽団第673回定期演奏会

2016-09-14 @県立音楽堂


田中健:指揮
横浜交響楽団

グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」第1組曲&第2組曲から
第1曲「朝」ホ長調
第2曲「ペール・ギュントの帰郷」嬰ヘ短調
第3曲「ドルヴェイグの歌」イ短調
第4曲「山の魔王の宮殿にて」ロ短調

ラヴェル:バレエ音楽「ボレロ」ハ長調
フランク:交響曲ニ短調

先月はどこのオケもたいていは夏休みで、横響も演奏会がなかったし、プロオケと違って、夏休み特別演奏会の類もなく正味お休みだった。
加えて7月の演奏会が他のコンサートとダブって聴きに行けなかったので、今日は3ヶ月ぶりだった。

この日、午後イチでみなとみらいホールの「徳永二男&仲道郁代リサイタル」を聴き、幕間にギリギリの時間で映画を1本滑り込ませたので時間に追われ紅葉坂を息を切らせて登った。この頃ホンにこの坂がしんどいよ。

久しぶりに聴くペールギュントの第一バイオリンの出だしがきれいなのにびっくりしたが、まあ長くは続かず、全般に管・弦・打のバランスがイマイチだったが、ボレロではそれらを補って余りある仕上がりだった。

「ボレロ」だけでも相当大変だと思うが、このあとのメインイベントがフランクの交響曲ニ短調だ。これも長大曲ではないけど、なかなかドラマティックで演奏も容易ではないように思えるが。
で、この曲も山あり谷ありだったが、終盤はまとまりを見せ華々しく終曲した。

いつも感心するが、アマオケなのに年8回もの定期をこなし、今日で673回目というのは全国でも例がないのではないか。
色んな分野の音楽に果敢に挑戦して格安で聴かせてくれる横響はまことにありがたい。


♪2016-124/♪県立音楽堂-09